設立趣旨
ゴルフというスポーツは、その競技の持つ特性から観光コンベンションを促進する上で重要なツールであり、
北海道や宮崎県では、ゴルフを通じた観光振興が、行政とゴルフ関係機関が協力して実施されています。
北九州市は、全国でも最高レベルの魅力を持つゴルフインフラ環境(市内四ヶ所の会員制ゴルフ倶楽部、アクセス、食、宿泊等)
を有するにも関わらず、各ゴルフ倶楽部が、伝統あるがゆえに会員制という外部と閉ざされた組織の中で運営を行なわれており、
地域と連携したゴルフを通じた観光促進、街の賑わいづくりなどが、現在まで取り組まれていません。競技人口が減少し、
高齢化しているゴルフ業界を各倶楽部の会員制組織運営の仕組みを継続しつつ、
広域の集客をすすめなければ今後の倶楽部運営自体の継続も将来的に困難な状況となってきます。
-
そこで、北九州市及び周辺市町村と協力し、ゴルフを通じた「街の賑わいづくり」・「青少年の健全育成活動」
を行うことを目的とした団体を市内四倶楽部の会員有志で「NPO法人北九州ゴルフ振興協会」を設立することとしました。
同団体では、トッププロゴルファーが参加し、市内四倶楽部で開催されている北九州オープンゴルフトーナメントの開催を通じ、 北九州市のゴルフインフラ環境を全国に情報発信しながら、各倶楽部単位では、受入対応の難しい観光客のスタート予約代行の窓口、 観光関連団体・施設・企業との調整によるゴルフ観光プランの立案などを行い、北九州市及び周辺市町村の観光振興、街の賑わいづくりを推進していきます。 また、オリンピック競技にも採用されたゴルフというスポーツを通じて、地域から未来のオリンピック選手を輩出する夢を繋ぐ青少年育成活動、 アクティブシニアの移住促進を推進するための情報発信、アジアを中心とした海外からの観光誘致の取り組みなど、「ゴルフを通じた地方創生」を目指して、 地域とゴルフ界の発展に努めてまいります。
経緯
- 平成29年6月
- 設立当初の役員などの原案について北九州オープンゴルフトーナメント実行委員会で審議
- 平成29年7月
- 市内倶楽部(門司ゴルフ倶楽部、若松ゴルフ倶楽部、小倉カンツリー倶楽部)に事務局より概要説明
- 平成29年12月
-
設立総会を開催し、審議の結果決定。
のち、同月設立申請 - 平成30年2月
- 特定非営利活動法人設立認証
- 平成30年2月
- 下関ゴルフ倶楽部が提携コースに加盟